小川敦生展「記憶の軌跡を透過する」

 

 

2023年6月16日（金）、17日（土）、18日（日）、

　　　　　 23日（金）、24日（土）、25日（日） 6日間 *完全予約制

時間：12:00〜18:00

場所：YAU STUDIO（千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル10F）

JR有楽町駅 徒歩1分

主催・企画 gallery ayatsumugi

協力：有楽町アートアーバニズムYAU
予約はこちら：http://ptix.at/tCvsWO

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gallry ayatsumugiは、コワークメンバーでもあるYAU STUDIO（有楽町アートアーバニズム）を会場に、週末のみ6日間の展覧会を開催します。

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​​YAU STUDIOのある有楽町ビルは、建て替え工事のために今年10月に閉館が決まっています。高度経済成長を遂げた昭和の空気を今もたたえる有楽町の風景を、アート作品を通じていま一度体感する機会をつくってみたいと企画をしました。

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​働く場として幾多の物語を生み続けてきた空間。

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ここに、ひとつの線でさまざまな素材に紋様を浮き上がらせる小川敦生の作品《locus（軌跡）》を展示します。

空間と作品との呼応から、どんな記憶やイメージが想起されるのでしょうか。
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空間ごと味わっていただけるよう、展覧会は予約制で鑑賞いただきます。お手間ですが事前にフォームよりご予約ください。

予約はこちら：http://ptix.at/tCvsWO

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わたしが眺める対象の向こうに窓が控える。

通りを隔てた正面の建物からも窓が睨む。

対象の存在は、見ている時にしか確認出来ない。

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わたしの視線がその存在を有らしめているのかもしれない。

ならば、窓々の向こうからの視線で今わたしは有るのかもしれない。

見し見られて「もの/こと」は存在する。

 

その考えが、対象を透かして窓向こうへと焦点を向かわせる。

しかし、こちらへ視線を向ける人は見付けられない。

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眼を閉じる。

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窓が閉じられる。

 

世界が消える。

 

それでもなお残る、

対象の残像。

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