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水川千春個展「根の花」

 

 

2022年11月3日(木・祝)〜11月13日(日)

時間:12:00〜18:30

場所:ギャラリーマルヒ(東京都文京区根津2-33-1)

千代田線根津駅より徒歩5分、千代田線千駄木駅より徒歩9分

主催・企画:gallery ayatsumugi

gallry ayatsumugiパートナーアーティストの水川千春個展を開催します。

2006年から「あぶりだし」に取り組み、日本各地で滞在制作を続けて8年間にもおよぶ移動生活を送り、その間にあぶりだしを独自の絵画表現として確立したことで知られる美術家・水川千春。もとは子ども達の冬場の室内遊びであるあぶりだし(炙り絵)を、水川は現在、「新たな日本画」として描き初めています。

水で描き火で絵柄を浮かび上がらせる「あぶりだし」。水川による、水と火の表現は、研ぎ澄まされた技術により近年、より精密さと神秘性をたたえるようになってきました。焦げ跡が描く偶然性をも美として内包する「あぶりだし」の世界は、自然がつくる小宇宙のよう。絵肌であぶられた海水が、湿度変化により、時に塩の結晶となり、呼吸するかのように、浮かんだり消えたりする様子もまた、水川作品の特質です。

今回のモチーフは会場となるギャラリーマルヒの、大正時代から残る蔵にインスピレーションを受けた「根」と、根から伸びる四季折々の花々です。

水川は、地下水脈のように張り巡らされた根を「予感」であり「実在」であるといいます。この「根」と、根から花開く多様な「花」の姿をご覧ください。

「根の花」

​この島の地下でもうすぐ目覚める

地下にある木の根

この地の下で

無数に交信しながら

はりめぐらされている

​過去の記憶と、未来の創造

時間を内包している

脳内のシナプスでもある

木の根の間にある

いろいろな蕾は

予感であり、実在である

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本展での販売作品には、スタートバーンが構築するブロックチェーンインフラ「Startrail」のNFTを発行します。

Chiharu Mizukawa Solo Exhibition "Root Flowers"
November3-13,2022
Hours: 12:00 - 18:30
Venue: Gallery Maruhi (2-33-1 Nezu, Bunkyo-ku, Tokyo)

5 min walk from Nezu Station, 9 min walk from Sendagi Station.

Organized and planned by gallery ayatsumugi

■関連イベント

公開トーク『粒子の言葉をつむぐ』

大室悦賀(研究者)×水川千春(美術作家)

ソーシャルイノベーション研究者である大室悦賀さんと、あぶりだしで知られる美術作家の水川千春さんが、展示会場でトークします。普段はちがう分野の2人が、作家の制作についてや、展示の見解などを通じて交流します。

日時:11月6日(日)13:30〜15:00

参加費:無料
参加方法:会場参加/オンライン参加

事前申し込み制(会場の都合上、会場参加者は定員10名※会場の作品も、ご覧いただけます。)

お申し込みはこちらから(締切は11月4日)
https://forms.gle/aP3cgFpsAjR4fm7W6


大室悦賀
http://ohmuro-lab.org/profile.html

水川千春
https://www.instagram.com/mizukawachiharu/

Artist

水川千春(みずかわ ちはる)

美術作家
主な作品は「あぶりだし」の作品で、素材には、自身の残り湯、温泉、雨、川、海などの「水」と「火」が使われる。描いている時は、透明で目には見えないが、各地で採取したその水をつけて筆で描き、火で炙り出すことにより、水の中の成分が焦げ出て色になって、紙の上に絵が浮き出てくる手法。もともとは年賀状などで使われる、日本の遊び文化であったあぶりだしを、作家が独自に技法として昇華させた。その他、風呂の残り湯でつくられる、生のジュエリーシリーズなど。ライブであぶりだすパフォーマンスや、舞台背景、音楽とのコラボも行う。
​→CVはこちら

 

​水川千春個展「根の花」

2022年11月3日(木・祝)〜11月13日(日)

時間:12:00〜18:30

場所:ギャラリーマルヒ(東京都文京区根津2-33-1)

千代田線根津駅より徒歩5分、千代田線千駄木駅より徒歩9分

主催・企画:gallery ayatsumugi

​展示の様子​

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